位置情報のトラブルシューティング(Android版)

Android端末をお持ちで位置情報が更新されない場合は、以下の手順にしたがって端末の設定をご確認ください。なお、Android端末では機種・メーカーによって設定手順が異なる場合があるため、詳細は各メーカーのマニュアルなどをご参照ください。

*)      はじめに

次のような場面では、本アプリの位置情報取得がストップしてしまうことがございます。その場合、「旅行しやがれ」アプリ内の設定タブから「位置情報」を選択し、「バックグラウンドにおける位置情報取得」を一度「オフ」にしてから再び「オン」にすると、停止した位置情報の取得が再開される場合があります。

現在、開発チームは意図せず位置情報取得がストップすることを防止するための対策に注力しております。Android端末は、製造メーカー・機種によってアプリの挙動が異なるため対策には多くの時間が必要です。下記症状が緩和されるまで、しばらくお待ちください。

  • 旅行しやがれ以外のアプリ処理を優先するためにAndroidのシステムが自動で旅行しやがれのアプリを停止させることがあります。
  • セキュリティ対策アプリが旅行しやがれのアプリを停止させることがあります。
  • アプリをしばらく開いていない間にAndroidのシステムが自動でアプリを停止させることがあります。これを避けるために定期的にアプリを開くことを推奨しております。
  • 上向きスワイプでアプリを完全終了すると位置情報取得頻度が低下する可能性が高まります。上向きスワイプでアプリを終了したあとは、アプリを開きなおしていただくことを推奨しております。
  • Androidのシステムアップデート後はアプリが停止状態になり、位置情報取得がストップする場合がございます。

上記項目を確認したにもかかわらず症状が改善されない場合、お手数ですが(A)~(M)の項目をご確認ください。

A)      位置情報サービスを「オン」にする

端末の設定で位置情報サービスが「オフ」になっている場合、位置情報を検出することができず、移動距離計測やミッション達成検知をすることができません。

「設定」「位置情報」の順に選択し、「位置情報を使用」が「オン」になっていることを確認します。

B)      「旅行しやがれ」が位置情報に常にアクセスできることを確認する

端末の設定で位置情報へのアクセスが常に許可されていない場合、端末の位置を検出することができず、移動距離の計測精度が低下する場合やミッションの達成が検知されない場合があります。

「設定」「アプリ」「旅行しやがれ」「権限」「位置情報」の順に選択し、位置情報へのアクセスを「常に許可」に設定します。

C)      「正確な位置情報を使用」を「オン」にする

端末の設定で正確な位置情報へのアクセスが許可されていない場合、端末からアプリに提供される位置情報が曖昧になり、移動距離の計測精度が低下する場合やミッションの達成が検知されない場合があります。

上記の(B)の手順にしたがって位置情報の権限を確認し、「正確な位置情報を使用」が「オン」になっていることを確認します。

D)      「旅行しやがれ」が身体活動にアクセスできることを確認する

身体活動へのアクセスを「許可する」に変更すると、旅行しやがれのアプリがご利用端末の振動を検知できるようになります。本アプリの利用者様が移動を開始したときに、端末が揺れたことを検知し、自動で位置情報記録を再開することができます。

「設定」→「アプリ」→「旅行しやがれ」→「権限」→「身体活動」の順に選択し、身体活動へのアクセスを「許可する」に設定します。

E)      バッテリー最適化(バッテリーオプティマイザー)を「制限なし」に設定する
バッテリーの最適化が行われている場合、アプリを開いていないときに位置情報が検出されず、移動距離の計測精度が低下する場合やミッションの達成が検知されない場合があります。

「設定」「アプリ」「旅行しやがれ」「バッテリー」の順に選択し、「バッテリー使用量の管理」を「制限なし」に設定します。

なお、バッテリー最適化機能の名称はメーカーによって異なる場合がございます。

F)      使用されていないアプリ(ディープスリープアプリ)に「旅行しやがれ」が入っていないことを確認する

長期間起動していない場合などにアプリが自動的に「使用されていないアプリ」に設定され、移動距離計測やミッションの達成検知が停止する場合があります。

「設定」「アプリ」「使用されていないアプリ」の順に選択し、「旅行しやがれ」が「使用されていないアプリ」に含まれないことを確認します。含まれている場合は上記の(A)~(C)の手順に従って位置情報やバッテリーの設定を変更します。

なお、使用されていないアプリの表記はメーカーによって異なる場合がございます。

G)      バッテリーセーバーを「オフ」にする

バッテリーセーバーが「オン」になっている場合、電池を長持ちさせるためにアプリの機能が制限され、移動距離の計測が停止し、ミッションの達成も検知されない場合があります。 

H)      データセーバーを「オフ」にする

データセーバーが「オン」になっていると、通信量を節約するためにバックグラウンドでの位置情報取得に失敗する場合があります。また、最新の移動距離・ミッション達成状況が送られず、ランキングやマイページに最新のデータが反映されない場合があります。

I)      Wi-Fi通信を「オン」にする

Wi-Fi通信を「オン」にすると、Wi-Fiネットワークに接続されていない場合でも、近くのネットワークを検出して位置精度を向上させることができます。

J)     モバイル通信(LTE/4G/5Gなど)を「オン」に

モバイル通信を「オン」にすると、近くの基地局を検出して位置精度を向上させることができます。

K)       「旅行しやがれ」が自動クリーンアップの設定や他社製の自動クリーンアップアプリによって制限の対象になっていないか確認

メーカー独自または他社製の自動クリーンアップアプリケーションによって位置情報の取得が妨げられる場合があります。キャッシュクリーニングやメモリークリーニングアプリをダウンロードした場合、「旅行しやがれ」の機能への影響がないことをご確認ください。

L)      製造メーカー独自の設定を変更する

各製造メーカーが独自で追加している設定項目が旅行しやがれのバックグラウンドにおける位置情報取得を妨げる場合があります。以下の説明を参考にご利用の端末の設定を変更していただくことを推奨します。

なお、こちらで説明する内容はすべての機種における設定方法を網羅したものではありません。お使いの機種によっては別の方法で設定変更を行う必要がある場合もあります。

製造メーカー独自の設定項目について、全世界のスマホ利用者が有志で情報を書き込んだWebサイトなどもございますのでぜひご活用ください。

https://dontkillmyapp.com/(外部サイトに移動します。英語のサイトですので翻訳ツールなどをご利用ください。)

■SONY(ソニー)製端末[Xperiaなど]
・STAMINAモードを無効にします。(設定アプリ→バッテリー→STAMINAモード)
・旅行しやがれを省電力機能の対象外にします。(設定アプリ→アプリと通知→詳細設定 →特別なアプリへのアクセス→省電力機能)

■Samsung(サムスン)製端末[Galaxyなど]
・旅行しやがれをスリープしないアプリに追加します。(設定アプリ→バッテリーとデバイスケア→バッテリー→バックグラウンドでの使用を制限→スリープ状態にしないアプリ→+ボタンから旅行しやがれを追加)

・旅行しやがれのバックグランド処理を許可します。(設定アプリ→アプリ→旅行しやがれ→バッテリー→バックグランド処理を許可をONに)

・自動調整バッテリーを無効にします。(設定アプリ→バッテリーとデバイスケア→バッテリー→その他のバッテリー設定→自動調整バッテリーをOFFに)

■SHARP(シャープ)製端末[AQUOS PHONEなど]
・長エネスイッチをOFFにします。(設定アプリ→電池→長エネスイッチ)

■ASUS製端末[Zenfoneなど]
・自動起動マネージャーの対象アプリに旅行しやがれを追加します。(設定アプリ→電池→PowerMaster→自動起動マネージャー)
・アプリの自動起動を拒否しないようにします。(設定アプリ→電池→PowerMaster→節電オプション)
・デバイスがスリープ状態の時、バックグランドアプリを削除しないようにします。(設定アプリ→電池→PowerMaster→節電オプション)

■OPPO製端末[Renoなど]
・省エネモード・超省エネモードを無効にします。(設定アプリ→バッテリー)
・旅行しやがれを省電力機能の対象外にします。(設定アプリ→バッテリー→その他の設定/詳細設定→バッテリーの使用を最適化)
・フォアグラウンドアクティビティ・バックグラウンドアクティビティ・自動起動の3つを許可します。(設定アプリ→バッテリー→アプリのバッテリー使用状況)

詳細はOPPO公式ページをご覧ください。リンク先はアプリの通知が来ない際の対処法がまとめられたページですが、同様の設定を行うことで位置情報の取得頻度が向上する可能性があります。

https://support.oppo.com/jp/answer/?aid=2035708(外部サイトに移動します。)

■Vivo製端末・Xiaomi製端末[Redmiなど]・HUAWEI製端末
これらのメーカーのAndroid端末において購入時の初期設定を変更していない場合、旅行しやがれのアプリを開いていない間は移動経路をほとんど記録することができません。また、変更したほうが良い項目は1つだけではなく、複数存在します。

・機種によって全く操作方法が異なりますので、詳細はメーカーのサポートページや取扱説明書をご確認ください。「アプリの自動起動を許可する」・「旅行しやがれを省電力機能の対象外にする」・「省エネ機能をOFFにする」といった設定変更が必要です。

M)     環境要因

携帯電話の電波が届かない、Wi-Fiの電波が届かないなど、環境により正確な位置情報が得られない場合があります。また、機内モードがオンになっている間、位置情報取得を抑える場合がございます。